3次元振動台を用いて、地震の動きを忠実に再現。
耐震性能の検討・評価で幅広く貢献できる企業へ。
建物の構造材については従来から大手ゼネコンをはじめとして建物の耐震性能を検証し、その安全性を確認してきました。しかし先の震災では天井材の落下など構造部材以外の損傷が人に大きな損害を及ぼしたことは周知の事実ですし、他にも道路内部に埋め込まれた水道管など被害は様々でした。
外装建材メーカーに対して製品の耐震性能確認試験が求められるようになり、弊社はその流れにいち早く対応しています。
当社にある研究開発センターは、新しい技術を開発・検証するための施設です。
その中にある3次元振動台は、2011年東日本大地震における全国での被害から地震応答波を実験的に再現し、免震・制震技術の更なる発展を目的に設置しました。
耐震性能の検討・評価を行う上で極めて有効な手段で、開発した製品の性能試験など、さまざまな実験を行っています。
三次元振動台は、水平2方向・垂直1方向の同時加振が可能な振動台です。
地震時に生じる揺れ(変位・速度・加速度)を与え地震時における性能を検証することができます。
可動部テーブル寸法 | XY軸 2000mm×2000mm、 Z軸 2000mm×2000mm |
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加振方向 | XYZ方向(3軸同時可動)傾斜±2°(RX、RY) |
最大可動範囲 | X,Y=±1000mm、Z=±70mm |
最大積載量 | XY軸2000kg、Z軸1000kg (加速度、速度、周波数により変位) |
最大速度 | X,Y,Z=100kine(cm/s) |
加振方向 | X方向/Y方向/Z方向(3軸) |
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加振周期 | 0.1秒~10秒(周波数10Hz~0.1Hz) |
加振回数 | 任意 |
加振項目 | 正弦波加振、地震応答波加振、 実地震波加振、掃引正弦波加振 |
人を大切に、独自の優れた製品やサービスを創造し顧客満足を追求し続ける事で、人財成長ナンバーワン企業になる。
会社名 | 井上商事株式会社 |
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本社所在地 | 〒910-0859 福井県福井市日之出2-1-6 |
TEL | メカトロ開発部 0776-67-7779 |
創業 | 1947年6月 |
会社設立 | 1949年1月 |
資本金 | 1億円(自己資本比率78.3%) |
売上高 | 123億2499万円(2023年度実績) 113億5759万円(2022年度実績) 110億675万円(2021年度実績) |
代表 | 井上 繁(代表取締役社長) |
従業員数 | 187名(男137人・女50人)2023年11月20日現在 |
取引銀行 | 福井銀行本店営業部 北陸銀行福井支店 北國銀行福井支店 みずほ銀行福井支店 |
建設業許可 | 国土交通大臣許可(般-4)第13396号 |